オンライン名刺

デジタル名刺を無料で作る方法|QRコード・URLで渡す

公開 アポツム編集部

デジタル名刺を無料で作る QRコード・URLで渡す(スマートフォンでデジタル名刺を作っている会社員のイラスト)

「デジタル名刺を試してみたいけれど、お金をかけずに始めたい」「作ったあと、どうやって渡せばいいの?」。デジタル名刺は、無料のプランで作れるサービスもあり、思い立ったその日から使い始められます。

この記事では、デジタル名刺を無料で作る手順を5つのステップで紹介します。名刺に書く内容のチェックリスト、QRコードを印刷するときのコツ、そのまま使えるメール署名の例もまとめました。デジタル名刺そのものの説明は、オンライン名刺(デジタル名刺)とはをご覧ください。

無料で作るときに確かめること

無料で作れるデジタル名刺のサービスを選ぶときは、次の点を確かめましょう。

  • 無料で作れる枚数(自分ひとり分か、チームの分も作れるか)
  • 期限があるか(試用の期間が終わると有料になるか)
  • クレジットカードの登録が必要か
  • 相手が連絡先をスマートフォンに保存できるか
  • 予約ページなど、次の行動につなげられるか

アポツム日程調整のオンライン名刺は、フリープランで1枚作れます。クレジットカードは不要で、使える期間の期限もありません。ライト・プロでは、契約した人数分の名刺を作れます。日程調整の無料プランでできることは、無料の日程調整ツールでどこまでできるかにまとめています。

デジタル名刺を作る5つのステップ

作り方は、どのサービスでもおおむね次の流れです。

図1デジタル名刺を作る5つのステップ
デジタル名刺を作る5つのステップ:登録する、写真・肩書・連絡先を入れる、自己紹介を書く、予約ページとつなぐ、URL・QRコードを配る
図の内容を文字で読む
  1. 登録する無料のプランでアカウントを作る
  2. 写真・肩書・連絡先を入れる名刺の基本の情報をそろえる
  3. 自己紹介を書く何の相談に乗れるかを短く
  4. 予約ページとつなぐ名刺から商談の日時を選べるように
  5. URL・QRコードを配る対面・オンライン・メール署名で

1. 登録する

まず、デジタル名刺を作れるサービスに無料で登録します。会社の仕事で使うなら、会社のメールアドレスで登録しておくと、異動や退職のときに引き継ぎやすくなります。

2. 写真・肩書・連絡先を入れる

紙の名刺と同じ情報を、まずそのまま入れます。会社名・部署・肩書の書き方は、紙の名刺とそろえておくと、相手が見比べたときに迷いません。

写真は、顔がはっきり分かる仕事用のものを選びましょう。オンライン商談の画面と見比べても、同じ人だと分かるくらいが目安です。連絡先は、会社の電話番号とメールアドレスを中心にします。個人の携帯番号を載せるかは、会社のルールに合わせて決めましょう。

3. 自己紹介を書く

紙の名刺にはない、デジタル名刺ならではの欄です。経歴を長く書くよりも、相手が何を相談できるのかが伝わるように書きます。

例文自己紹介の例
株式会社△△ 営業部の山田です。
中小企業の皆さまに、問い合わせや予約の対応を楽にする仕組みをご提案しています。
「問い合わせへの返事が遅れがち」「予約の管理が手作業」といったお悩みがあれば、15分ほどのオンラインの打ち合わせでお話を伺います。

4. 予約ページとつなぐ

名刺のページから商談の予約ができるようにしておくと、名刺を見た相手が、その場で日時を選べます。予約ページは、カレンダーの予定を避けた空き時間だけを出す形にしておくと、日程のやりとりがいりません。

アポツム日程調整では、名刺のページから、そのまま商談の予約ができます。予約が入ると、確認メールと会議URLも予約に合わせて届きます。

5. URL・QRコードを配る

できあがったら、名刺のURLとQRコードを配ります。

  • 対面:スマートフォンにQRコードを表示する、紙の名刺にQRコードを印刷する
  • オンライン商談:あいさつの直後に、会議のチャットでURLを送る
  • メール:署名にURLを1行入れる
  • 展示会・セミナー:受付やブースにQRコードを置く

展示会での使い方は、展示会の集客方法も参考にしてください。

デジタル名刺に書く内容のチェックリスト

書く内容に迷ったら、次の項目を上から順に埋めていきます。最後の「載せない情報」の確認も忘れずに。

図2デジタル名刺に書く内容
デジタル名刺に書く内容:名前と読み方、会社名・部署・肩書、写真、会社の電話番号・メールアドレス、会社のホームページ、自己紹介、予約ページへの案内、載せない情報の確認
図の内容を文字で読む
  • 名前と読み方読みにくい名前は、ふりがなやローマ字も
  • 会社名・部署・肩書紙の名刺と同じ書き方にそろえる
  • 写真顔がはっきり分かる仕事用の写真
  • 会社の電話番号・メールアドレス個人の番号を載せるかは会社のルールで
  • 会社のホームページ相手が会社のことを調べられるように
  • 自己紹介何の相談に乗れるかを2〜3文で
  • 予約ページへの案内商談や相談の日時を選べるように
  • 載せない情報の確認自宅の住所・社外秘・取引先の名前

自己紹介は「相手の得」から書く

自己紹介の欄は、つい経歴や担当の業務を並べたくなります。けれども、名刺を見た相手が知りたいのは「この人に何を相談できるのか」です。次のように書き分けると、伝わり方が変わります。

  • 伝わりにくい例:「営業部で法人のお客さまを担当しています」
  • 伝わりやすい例:「問い合わせの対応に人手が足りない会社に、受付を楽にする仕組みをご提案しています」

あわせて、相談のハードルを下げる一言(「15分ほどのオンラインの打ち合わせでも大丈夫です」など)を添えておくと、予約ページへ進んでもらいやすくなります。

会社で全員分をそろえるとき

チームの全員分を作るなら、肩書の書き方、写真の雰囲気、自己紹介の長さを先にそろえておきます。1人ずつ自由に作ると、同じ会社なのに見た目や情報の量がばらばらになりがちです。見本の名刺を1枚作り、それをもとに各自が書き換える進め方がおすすめです。

QRコードを印刷するときのコツ

紙の名刺やチラシ、展示会のパネルにQRコードを印刷するなら、読み取れなければ意味がありません。次の点に気をつけましょう。

図3QRコードを印刷するときの5つのコツ
QRコードを印刷するときの5つのコツ:小さくしすぎない、まわりに余白をとる、色の差をはっきりと、URLは短く・変えない、試し読みする
図の内容を文字で読む
  • 小さくしすぎない読み取る距離に合わせて、余裕のある大きさに
  • まわりに余白をとる文字や模様をQRコードのすぐ近くに置かない
  • 色の差をはっきりと明るい背景に濃い色のコード。模様の上に置かない
  • URLは短く・変えない長いURLほど模様が細かくなる。印刷後にURLを変えない
  • 試し読みする実際の大きさで印刷し、何台かのスマートフォンで読む

試し読みは、本番と同じ条件で

画面の上では読み取れても、印刷すると読みにくくなることがあります。必ず実際の大きさで試し刷りをして、iPhone と Android など、いくつかのスマートフォンで読み取ってみましょう。光沢のある紙やパネルは、照明が反射して読み取りにくくなることもあります。展示会のパネルなら、少し離れた場所からも読めるかを確かめます。

読み取ったあと、名刺のページが正しく開くか、連絡先の保存や予約まで進めるかも、あわせて確かめておくと安心です。

色やデザインを変えるときは

会社の色に合わせたくなりますが、薄い色や、背景と近い色にすると読み取りにくくなります。白地に黒のように、色の差がはっきりした組み合わせが無難です。濃い背景に白いコードを載せる「反転」は、読み取りにくい場合があるので、使うなら試し読みを念入りにしましょう。

QRコードのそばに一言を添える

QRコードだけが印刷されていても、読み取ると何が開くのかは分かりません。「名刺のページ(連絡先の保存・ご相談の予約)」のように、読み取った先で何ができるかを短く添えておくと、読み取ってもらいやすくなります。

印刷した名刺のQRコードを、スマートフォンで試し読みしているイラスト
印刷したら、実際の大きさで試し読みしてから配りましょう

メール署名に入れる例

ふだんのメールの署名に名刺のURLを入れておくと、やりとりのたびに自然に案内できます。署名が長くなりすぎないよう、1〜2行で添えるのがコツです。URLの前に「何のページか」を書いておくと、相手も開きやすくなります。

例文メール署名の例
――――――――――――――――
株式会社△△ 営業部
山田 太郎(やまだ たろう)
電話:03-0000-0000
メール:yamada@example.com
名刺のページ(連絡先の保存・ご相談の予約):
https://example.com/card/yamada
――――――――――――――――

会社で署名の書き方が決まっている場合は、そのルールに合わせて、最後の行に足すだけにしましょう。

初めて会った相手には、お礼のメールの中で名刺のページを案内するのも自然です。

例文初回のあいさつのあとに送るメール
件名:本日のお礼(株式会社△△ 山田)

株式会社〇〇
佐藤さま

本日はお時間をいただき、ありがとうございました。株式会社△△の山田です。

あらためて、私の名刺のページをお送りします。
連絡先の保存や、次回の打ち合わせのご予約もこちらからできます。
https://example.com/card/yamada

ご不明な点があれば、お気軽にご連絡ください。
今後ともよろしくお願いいたします。

作ったあとに見直すこと

デジタル名刺は、作って終わりではありません。次の3つを、ときどき見直します。

  • 肩書や部署が変わったら、すぐにページを直す
  • 見られた回数や名刺交換の数を見て、自己紹介や渡し方を見直す
  • 異動・退職のときは、ページを止めるか、後任の連絡先を案内する

アポツム日程調整のオンライン名刺では、見られた回数と名刺交換の数を、日別・入口別に確かめられます。名刺交換では、相手も自分の連絡先を送れます。

よくある質問

無料で何枚作れますか?

アポツム日程調整では、フリープランで1枚作れます。チームの全員分を作りたいときは、ライトかプロにすると、契約した人数分を作れます。

相手の連絡先も受け取れますか?

アポツム日程調整のオンライン名刺には名刺交換の機能があり、相手も自分の連絡先を送れます。

紙の名刺にもQRコードを入れたほうがよいですか?

対面で紙の名刺を渡す機会があるなら、入れておくと便利です。紙の名刺を受け取った相手が、あとからデジタル名刺を開いて、連絡先の保存や商談の予約に進めます。

スマートフォンの画面でQRコードを見せるときのコツは?

画面の明るさを上げ、QRコードが画面いっぱいに表示されるようにします。画面に指がかからないように持ち、相手が読み取りやすい高さで少し止めて見せましょう。すぐに表示できるよう、会う前に名刺のページやQRコードを開いておくと、あいさつの流れを止めずに済みます。

名刺のURLを変えるとどうなりますか?

印刷したQRコードは、元のURLを開こうとします。URLを変えると、印刷済みの名刺やチラシから開けなくなるので、URLは変えずに中身を更新しましょう。

まとめ

  • デジタル名刺は、無料のプランで作れるサービスもある。枚数・期限・クレジットカードの要否を確かめる
  • 作り方は、登録→写真・肩書・連絡先→自己紹介→予約ページとつなぐ→URL・QRコードを配る
  • 自己紹介は「何の相談に乗れるか」を短く書く
  • QRコードは小さくしすぎず、余白と色の差をとり、実際の大きさで試し読みする
  • メール署名に1行入れて、やりとりのたびに自然に案内する

まずは1枚作って、メール署名とオンライン商談から使い始めてみましょう。